札幌から日帰り ゆったりハイキング

著者がそこそこ高齢なので仕方がないのかもしれませんが、本全体からどうにも古臭さが出過ぎな感じがします。レイアウトや図面の使い方などに平成を通り抜けた昭和感がどうにも否めません。全ページカラーで見やすいのですが、デザインなどに優秀な参謀がついてくれなかったのでしょうか？古臭いのみならず、１ページ当たりの情報量が整理しきれていないため非常にゴチャ付いた感があり、なかなかに見難い内容になっています。内容的にはそこそこ以上に実用的なのは確かなのですが、各ポイントが具体的な記述付きで希少種も載せてしまうのはどうなのかな？と感じますし。札幌の感覚からして、黒松内でのハイキングが日帰りでゆったりかとなると、移動は日帰りも十分可能ですが、ハイキングまでとなるとなかなか厳しいのではないかと感じます。比較的ライトなフィールドが多めに紹介されていますので、初心者の方にはよいかもしれませんが、ある程度以上経験のある人にとっては既知の場所がほとんどではないかと思われます。全ページカラーのため価格がそこそこ以上高めな設定と感じました。