愛×数学×短歌
本, 横山明日希
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愛×数学×短歌ダウンロード - 内容紹介 愛と数学は“共有点"だらけ? Twitterで話題になった、 「愛と数学の短歌コンテスト」を書籍化! 数学と短歌。 一見、遠い分野のようで、 実は何かつながるものがあるかもしれません。 数学という世界を取り入れることで、 短歌で表現できる世界が広がります。 この本は、愛をテーマにした数学短歌をまとめた短歌集です。 数学同好会に所属する高校2年生の男の子と、 地方から転校してきた文芸部の女の子。 自分にはない相手の魅力に惹かれ合う、 そんなちょっと甘酸っぱい2人のストーリーを添えて、 「愛と数学の短歌」をあなたに届けます。――本文より 座標から距離の出し方知ったけど距離の詰め方教科書にない 平行線1°動けば交差するだから私も一歩踏み出す 今までに覚えてきた公式もあなたの前じゃ解が出せない 四捨五入して繰り上げた思いでも構わないから好きと言ってよ 切り捨てた端数のような恋心誤差が重なり何かが狂う 途中式全部とばして答えだけ合わせるような台詞はやめて 恋愛は掛け算だよねどちらかの想いがゼロになったら終わり 分母から君を見上げて何年目一線を越えて会いに行けたら いままでの想いを全部かけてある「好き! 」に付いてる階乗の記号 愛という定義できないこの想い一生かけて証明しよう……etc. 内容(「BOOK」データベースより) 数学と短歌。一見、遠い分野のようで、実は何かつながるものがあるかもしれません。数学という世界を取り入れることで、短歌で表現できる世界が広がります。この本は、愛をテーマにした数学短歌をまとめた短歌集です―。 商品の説明をすべて表示する
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数学の定理や考え方と恋愛をなぞらえて、五七調の短歌を綴った本。半分くらいはこれなら考えつくなという感じのものだが、残りの半分くらいはかなり数学的知識がないと思いつかないような、ひらめき型の短歌が掲載されていて面白い。著者自身も数歌掲載しているが、一般人の投稿が圧倒的に多い。これは、と思う作品は比較的同じ人が読んだものが多い。やはり数学的知識があると同時に、文学センスもある程度無いと両者をうまくつなぎ合わせて、読者を唸らせるような新鮮な歌を生み出すのは難しいという感じがする。高校2年生くらいだと色々な意味で視野を広げて勉強できる年代だと思う。そんな時に一寸試験で失敗した時に、ふとこんな感じの本を読んで受験勉強には関係ないけど一寸調べてみようかなという感じで、数学の勉強をしたくなるような本である。
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